特徴
・エポキシ樹脂の特性を生かし液のヌレ性や硬化後の低収縮、機械的強度が期待できます。
・主剤・硬化剤にそれぞれ若干の着色をしておりますので混合不良が起きにくい様に設計されております。
・配合比は重量比・容量比共に1:1となっておりますので、作業性が良好です。
・適度な可使時間と配合粘度の為、複合パネル貼り合わせ用途等ロールコーター塗布に適しております。
・お客様のご要望により低コストにて設計されております。
・安全性に配慮した設計になっており、PRTR・労働安全衛生法(法第57条の1、法第57条の2 閾値以上未添加)・毒物劇物取締法に該当いたしません。 (平成29年12月22日現在)。
代表性状
性状項目 |
EA-1955主剤 |
EA-1955硬化剤 |
外観 |
淡黄白色不透明液状 |
黒灰色不透明液状 |
重量配合部数 |
100部 |
100部 |
容量配合部数 |
100部 |
100部 |
配合粘度 mPa・S 25℃ |
10,000 |
可使時間25℃・200g |
50分 |
引張せん断 接着強さ |
養生条件 |
25℃×3日 |
25℃×7日 |
鉄×鉄 |
11MPa |
13MPa |
ステンレス(304)×ステンレス(304) |
11MPa |
12MPa |
アルマイト×アルマイト |
6MPa |
8MPa |
ガルバニウム鋼板×ガルバニウム鋼板 |
8MPa |
8MPa |
MDF材×鉄板 |
MDF材料破壊 |
MDF材料破壊 |
使用方法
@ 本製品には主剤と硬化剤にフィラーが含まれており継時変化により缶内で分離沈降しますので、1缶を1回の混練で使い切らない場合には缶内を均一な状態に撹拌してから使用して下さい。
A 気温、配合量によっても変わりますが、可使時間を目安として一度に使い切れる量の主剤と硬化剤を準備してください。
B Aで準備した主剤と硬化剤を、全体が均一な状態になるまで混練してください。
C 可使時間内を目安として被着材への注入・塗布・接着等を行って下さい。※可使時間が短いと感じる場合には混練した樹脂をすぐに塗り広げて下さい。厚膜のままですと硬化発熱によりより硬化が早くなってしまいます。
D 養生を行って下さい。加圧・加熱プレス等を行うことで密着性・平滑性が上昇します。硬化が遅いと感じる場合には雰囲気温度を上げることにより硬化は早くなります。
使用上の注意
本品をご使用の際は下記の点に注意してご使用ください。
・製品安全データシートを確認の上ご使用ください。
・塗布面の材質によっては本製品により変質する場合があります。予め目立たない場所などで試して問題ないことを確認後使用ください。
・取り扱いには不浸透性の手袋や保護メガネ等適切な保護具を着用して下さい。
・保管は開封済み、未開封に関わらず風通しの良い屋内の冷暗所にて保管してください。